インターネットの料金はとにかく安く利用したいか、「無制限に安定的な速度」という条件を満たした上で安く利用したいかによって最低価格が分かれる。
インターネットをとにかく安く、手っ取り早く利用するならモバイル回線になる。特に、楽天モバイルなら月額2980円(税込3278円)で楽天回線エリアでの利用が無制限となり、1年間は料金が無料になっている
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1年間は無料なので、とにかく安く利用したいなら楽天モバイルの契約から始めれば良い。無料期間が終わる前、終わった1年後すぐに解約しても違約金などは発生しない。
ただし、楽天回線エリア「以外」に住んでおり、自宅で主に利用するならポケットWiFiや固定回線の利用を検討すべきだ。
ポケットWiFiは通常容量制限がある。動画を頻繁に見るなどして、100GB以上使いそうなら下記ポケットWiFiがおすすめである。
>>> 【縛りなしプランもあり】100GBが3ヶ月2980円(4ヶ月目以降は3480円)のお得なポケットWiFi
安定した速度で無制限にインターネットを利用したい人は固定回線の契約をすべきだ。固定回線はモバイル回線よりも手続きが面倒であり、工事などによって利用開始までに時間がかかる。ただし、キャッシュバックや無料期間といったキャンペーンもあるため、数年単位で契約し直せばトータルで見て安く利用できる。
この記事ではインターネットをとにかく安く利用する方法として
▶ 楽天モバイルの利用料金と注意点
▶ 料金とサービスでおすすめのポケットWiFi
から安定した速度で無制限にインターネットを利用したい人に向け
▶ 固定回線インターネットを安く利用する方法
まで詳しく紹介していきたいと思う。
楽天モバイルの利用料金と注意点
モバイル回線も自宅で利用できるため、インターネット料金をとにかく安くしたいなら、モバイル回線で契約するのがおすすめである。2021年2月現在、楽天モバイルで新規の申し込みができる「Rakuten UN-LIMIT」は5Gでもインターネットが使い放題であり、月額2980円(税込3278円)となっている。しかも、今なら1年間は「無料」になっている。
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Rakuten UN-LIMITは初期費用の事務手数料として3300円を最初に取られるだけで、いつもで解約できる(network.mobile.rakuten.co.jp)。オンラインの申し込みではキャッシュバックもついてるため、初期費用さえ実質的な負担がなくなる。
Rakuten UN-LIMITの申し込み画面。申し込み画面で月0円(1年間)の文字があれば、1年間無料でサービスを受けれる。無料期間が終わった1年後に解約しても違約金(契約解除料)などは発生しない。
楽天モバイルでもテザリング対応の機種なら、モバイル端末以外にもWiFiを飛ばして利用できる。つまり、携帯電話からWiFiを飛ばして、PCやタブレットでもインターネットが利用できる。もちろん、利用料金も上がらない。
ただし、使い放題になるのは楽天回線エリアのみとなる。また、楽天モバイルは機種によって機能が制限されたり、インターネットの利用自体が不可になる。
下記では「楽天回線エリア」および「Rakuten UN-LIMITにおける機種制限」について詳しく述べていきたいと思う。
楽天回線エリア
2021年2月時点の関東エリアの楽天モバイルサービスエリア。濃い赤色部分が「楽天回線エリア」、紫色部分が「楽天回線拡大予定エリア」、薄いピンク色のエリアは「パートナー回線(au回線)エリア」になっている(network.mobile.rakuten.co.jpより)。
楽天回線エリア「以外」だと毎月5GBまでしか高速データ通信を利用できない。パートナー回線エリア(au回線エリア)で5GBを超過すると、1Mbpsにまで速度制限が入る。
逆に言うと、楽天回線エリアにいるなら、無制限で高速インターネットの利用ができる。楽天モバイルは2021年夏までに楽天回線エリアの人口カバー率を96%にまで拡充するとしている(network.mobile.rakuten.co.jpより)。また、5GB対応機種なら、5GBも使えるようになる。今後はさらに使いやすくなるだろう。
Rakuten UN-LIMITにおける機種制限
Rakuten UN-LIMITでは利用できるスマホ端末が限られている。たとえば、iPhoneでは「iPhone XR」以降に販売された機種しか動作保証がされておらず、最新のiPhoneでもすべてのサービスを利用できない。
Rakuten UN-LIMITにおけるiPhone 12(iPhone 12 Pro含む)の利用制限(network.mobile.rakuten.co.jpより)
「iPhone XR」以降ならインターネットの利用はできるものの、楽天回線エリア「外」でのSMSが利用できなくなったり、一部の機能が制限されている。
また、iOSのアップデートにより圏外表示になってしまう不具合も生じている(インターネットの利用はできた)。Rakuten UN-LIMIT対応機種でないと、アップデートによってはインターネットの利用ができなくなる可能性もあるのだ。
Rakuten UN-LIMIT対応機種一覧については下記ページを参考に。

iPhoneユーザーで楽天モバイルの契約を考えている人は注意点についても予め把握しておくべきだ。

楽天モバイルは1年間無料、解約手数料無しで利用できるため、試しに使ってみるのも悪くない。
楽天回線エリア以外だったり、テザリングの利用ができないなら、ポケットWiFiの契約も選択肢に入れた方が良いだろう。
料金とサービスでおすすめのポケットWiFi
楽天回線エリア「以外」に住んでおり自宅で主に利用するなら、ポケットWiFiや固定回線の利用を検討すべきだ。
ポケットWiFiは通常容量制限がある。動画を頻繁に見るなどして、高速インターネット通信を100GB以上の大容量を使いそうなら下記ポケットWiFiがおすすめである。
>>> 【縛りなしプランもあり】100GBが3ヶ月2980円(4ヶ月目以降は3480円)のお得なポケットWiFi
100GBも使えて、3ヶ月2980円、4ヶ月目以降は3480円になっている。
100GBならNetflixのSD画質で330時間(1日10時間)見れる容量になる。
GBと動画視聴時間の目安。20GBで1980円、40GBで2680円のプランもある(zeus-wifi.jpより)。
ポケットWiFiの「しばり」について
多くのポケットWiFiは契約期間が存在している。また、しばりがあると、原則として、電波が届かず利用できない地域でも一度契約すると解約金が発生してしまう。
上で紹介したおすすめポケットWiFiは契約期間2年のしばり「あり」と、契約期間の無いしばり「なし」のプランがある。契約期間2年のしばり「あり」のプランはしばり「なし」のプランに比べて、400円~900円安くなっている。しかし、月額料金が安いしばり「あり」のプランで2年以内に解約すると9500円の解約手数料を取られてしまう。
しばりなしによる20GBから100GBの料金設定(zeus-wifi.jpより)
したがって、まずはしばり「なし」で契約し、速度に満足できて長期での利用を考えているならしばり「あり」へと変更すれば良いだろう。
>>> 【縛りなしプランもあり】100GBが3ヶ月2980円(4ヶ月目以降は3480円)のお得なポケットWiFi
ポケットWiFiは契約後、固定回線よりもすぐに使えるという点では便利である。しかし、安定した速度で無制限にインターネットを楽しみたいなら有線の固定回線が無難である。
固定回線インターネットを安く利用する方法
ADSLや光回線などの固定回線は速度が安定しており、原則無制限に高速インターネットを利用できる。また、無線LANルーターを利用すれば携帯電話やタブレットなどへもWiFiを飛ばせる。もちろん、携帯電話やタブレットなど別のデバイスでインターネットを利用しても追加料金はかからない。
月額料金だけで見ると、光回線よりもADSLの方が安くなる。しかし、ASDLは順次サービスが終了している。たとえば、Yahoo! BB ADSL、楽天ブロードバンド、@nifty、BIGLOBE、GMOとくとくBBといった大手通信会社はいずれも2019年2月28日以降、新規受付を終了している。また、光回線なら無料期間やキャッシュバックといったキャンペーンもあるため、数年単位で契約し直せばならADSLよりも安く利用できる。
もっとも安い光回線は利用環境によっても異なる。下記では
1.マンションタイプでもっとも安い「楽天ひかり」
2.ファミリー(戸建て)タイプでもっとも安い「NURO光」
と特に安い2社について紹介していく。
1.マンションタイプでもっとも安い「楽天ひかり」
月額料金は
マンションプラン:4180円(税込)
ファミリー(戸建て)プラン:5280円(税込)
となっている(2021年2月現在)。工事が不要であり、オプションを付けなければ毎月請求される料金は上記額だけである。もちろん、この料金にはプロバイダの料金も含まれている。
楽天ひかりを新規契約する際に生じる費用としては
1.初期登録費:880円から1980円(税込)
他社(現在使っているインターネット)を解約する際にかかる費用としては
2.解除料(違約金):1万円前後が多い。
3.事業者変更の手数料:3000円前後が多い。
4.分割で支払っている工事費用:解約する事業者との契約期間による。
がある。
現在インターネットを利用しておらず、新規で楽天ひかりを契約するだけなら「1.初期登録費:880円から1980円(税込)」のみが初期費用となる。
楽天ひかりの初期登録費(network.mobile.rakuten.co.jpより)
光コラボによる乗り換え手続きは光回線終端装置(ONU)の返却も不要であり、面倒な手続き無しに変更できるため楽である。光コラボによる乗り換え手続きについて詳しく知りたい人は下記記事を参考に。

楽天モバイルとのセット割引
楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT V)を利用中に楽天ひかりげ申し込むと楽天ひかりの月額料金が1年間無料になるキャンペーンが2021年2月現在行われている。また、現在楽天モバイルも利用していなくても、楽天ひかりへの申し込み翌月15日までに楽天モバイルへ新規申し込みすると、楽天モバイルの月額料金および楽天ひかりの月額料金が1年間無料になる。
いずれにせよ、楽天ひかりの月額料金および1年間の料金
マンションプラン:月額4180円(税込)、年額5万160円(税込)
ファミリー(戸建て)プラン:月額5280円(税込)、年額6万3360円(税込)
を無料にできる。年額で5万円以上の負担が減るため、代理店で数万円のキャッシュバックを受けるよりも断然お得だろう。
1年間毎月、携帯料金とインターネット料金の負担がなくなれば生活にも余裕ができるはずだ。楽天ひかりへの申し込みを検討しているなら、楽天モバイルとセットにすることも検討してみよう。
>>> 【高額キャッシュバック付きリンク】楽天モバイル【月額2980円で高速データ通信が使い放題、国内通話かけ放題】
楽天モバイルを利用している人、これから楽天モバイルへの移行を考えている人の固定回線なら楽天ひかりで間違いない。
>>> 【公式】楽天ひかり申し込みページ【楽天モバイルユーザーなら1年間無料の特典付き!】
楽天モバイルの料金や他社との比較については下記記事を参考に。

2.ファミリー(戸建て)タイプでもっとも安い「NURO光」
NURO光はSo-netによる新しい光回線事業者である。月額料金はマンションタイプ、戸建住宅ともに5217円(税込)になっている。もちろん、プロバイダ料込の料金になる。戸建住宅の月額料金は光回線事業者の中でも安い。
また、NURO光とソフトバンクスマートフォンの対象プラン加入で1台あたり毎月最大1000円の割引を受けれる。
戸建住宅なら料金的にも安く、ソフトバンクユーザーはセットによる割引もある
基本工事費が4万円で30ヶ月分割払いになるものの、正規販売店サイトからの申し込みなら4.5万円までのキャッシュバックも受けれる。
>>> 【公式から申し込むよりも断然お得!】NURO光の正規販売店サイト
つまり、工事費用よりもキャッシュバックの方が大きくなるのだ。ただし、4.5万円の最大キャッシュバックを受けるには光マッハ新規お申し込み+指定オプション+即日の申し込みが必要になる。
たしかに、NURO光は工事までに時間がかかるなど、利用までが面倒である。ただ、申し込み後、開通までは無料でポケットWiFiを借りれるなどのサポートを受けれる。
NURO光の申し込み者限定のWi-Fiレンタルサービス(nuro.jp)
キャッシュバックキャンペーンだけでなく、月額料金やNURO光の速度に魅力を感じている人にもNURO光はおすすめである。
料金だけでなく、NURO(ニューロ)光への乗り換え手続きや工事、ルーター機能搭載のONUについても詳しく知りたい人は下記記事を参考に。

上でも述べたように、光回線では新規契約や乗り換えによるキャッシュバックを受けれる。長い間インターネットを利用している人は手続きが面倒でもお金を得るために、2年に1回は乗り換えの検討をすべきだ。最初にとにかく安く利用し始めたい人なら、月額料金よりも無料期間やキャッシュバック額で決めた方が良いだろう。
乗り換えの手続きだけでなく、各人気光回線ごとにキャッシュバックを受けれる代理店を詳しく知りたい人は下記記事を参考に。

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