解約する日は、引っ越しによってインターネットを使わなくなる日を基準にするかと思う。しかし、インターネットの解約は引越しの何日前というよりも、月末を基準として解約すべきだ。特にプロバイダの方は日割りでの計算が「なされない」のが普通なので、3月1日に解約しても3月31日に解約しても同じ料金が請求される。引越しをしてから解約しても、請求される料金は一緒になることは良くある。
ただし、違約金などが発生してしまう場合は利用しなくても契約は継続すべきだ。解約時に料金が発生するかどうかは解約の電話をする際、オペレーターに確認した方が良い。引越しする次の月が更新月なら、インターネットを使わなくとも契約は継続し、更新月に解約した方が安くなる。
もし、違約金が発生するようであれば、キャッシュバック分の料金と比較して乗り換えの検討した方が良いだろう。インターネットの引越しでかかる違約金等、費用については下記記事を参考に。

この記事ではこれからインターネットを解約、契約しようと思っている人がスムーズに手続きを進められるように
▶ インターネットの解約時に必要な手続き手順
▶ 引越し先インターネットの申し込みは何日前に行うべきか?
から
▶ インターネットの引越しの際、継続利用と新規契約どっちが良い?
まで詳しく述べていきたいと思う。
インターネットの解約時に必要な手続き手順
インターネットの解約時に必要な手続きとして
1.プロバイダ、回線事業者の解約手続き
2.モデム、光回線終端装置(ONU)の返却手続き
以上2つがある。
プロバイダ、回線事業者の解約手続き
最近はプロバイダと回線事業者が一緒になっているサービスも多い。ソフトバンク光やNURO光が良い例で、この場合、解約は一緒に行える。
プロバイダと回線事業者が別会社の場合、それぞれで解約の手続きが必要になる。
プロバイダの多くはネット上で解約手続きが出来る。yahoo BB、nifty、So-net、BIGLOBEなど、契約しているプロバイダのホームページから「ユーザーネーム」、「パスワード」を入力しログインすればネット上で簡単に解約の手続きが出来る。
プロバイダよりも面倒なのは回線事業者の解約だ。フレッツ、ソフトバンク光、NURO光、auひかり等、こちらは基本的に電話での解約が必須となる。
上記ページ下部に、フレッツ解約の連絡先がある。
ちなみに、フレッツは同じNTTでも東日本と西日本では別会社になる。引越し元と引越し先でエリアが異なる際は、一度解約する必要がある。
モデム、光回線終端装置(ONU)の返却(レンタルの場合)
インターネットの接続に必要なモデム、光回線終端装置(ONU)を契約時にレンタルしていた場合、解約時にそれも返却しなければならない。モデム、光回線終端装置(ONU)を購入していた人は不要な手続きである。ただし、多くの人がレンタルで契約しているかと思う。
光回線終端装置(ONU)。ASDLの場合は「モデム」を使い、光回線の場合は「光回線終端装置(ONU)」を使う。
モデム、光回線終端装置(ONU)の返却先は解約時の電話で指示がある。解約時に教えてもらえる指定の住所へとモデム、光回線の場合は光回線終端装置(ONU)を指定期日までに送り返さなければならない。ネットでも返却先住所は公開されている。
ソフトバンクのモデム、光回線終端装置(ONU)返却先
契約時、モデムが送られた時に入っていた箱があればそれを使えば良いだろう。箱を捨ててしまった場合は別途壊れないよう梱包しなければならない。新しく契約する際には、この箱も保管しておいた方が良いだろう。
解約だけでなく、次の引越し先でインターネットを使えるようにするまでの手続きを含めた「引越しで必要になるインターネットの手続き」全般については下記記事を参考に。

引越し先インターネットの申し込みは何日前に行うべきか?
引越し先インターネットの申し込みは新居の住所が決まったらなるべく早く行った方が良い。なぜなら、回線開通の工事はすぐに行えず、スケジュールの調整が必要になるからだ。新居の住所が決まり次第、インターネットの申し込みも行った方が良いだろう。
出来れば1ヶ月前ぐらいに申し込んだ方が良いだろう。遅くとも2週間前に申し込む必要がある。早く申し込めば申し込むほど、引越し当日に回線工事ができ、引越し当日からインターネットが使える確率も上がる。
年度末や年度始めは引越しで混み合うため、意識して早めに申し込む必要がある。引越し先にもよるが、この時期は工事の予約が1ヶ月以上先まで埋まっている可能性もある。
WiFiルーターの契約をすれば、回線工事は不要となる。したがって、ルーターが到着し次第、インターネットの利用が可能になる。しかし、WiFiルーターの場合、通信制限が生じてしまう。場所にもよるが、速度についても満足できないケースは多くなるだろう。無制限でインターネットを楽しみたい場合は回線を引くのが無難である。
インターネットの引越しの際、継続利用と新規契約どっちが良い?
住所を変える引越しで、新居でもインターネットを利用する場合
①現在のインターネット(プロバイダ、回線事業者)を継続利用
②インターネット(プロバイダ、回線事業者)を解約し、新たに契約(新規契約)
という選択肢2つのうち一方が必ず必要になる。
インターネット(プロバイダ、回線事業者)の「継続利用」と「解約後の新規契約」、どちらを選択するかは
・新住所で同じ回線事業者とプロバイダが対応しているかどうか
はもちろん
・手続きの手間
と
・かかる費用(マイナス)・キャッシュバック(プラス)
を比べて判断することになるかと思う。
両方を経験した感想で言えば、一度解約し、解約後に新規契約した方が良い。なぜなら、手続き面ではそこまで違いはなく、お金の面を考慮すれば、マイナスどころかプラスになることも多いからだ。
新しく契約すれば新居での工事初期費用もかからないケースがほとんどで、かつ代理店サイトを通して申し込めば数万円以上のキャッシュバックを受けれる。このキャッシュバックの額が大きく、解除料や工事費用の一括返済といった違約金が発生しても、この額を上回り、プラスになることも度々あるのだ。
たしかに、同じ回線事業者やプロバイダの場合、同一名義ではキャッシュバックが受けれない。しかし、回線事業者は数多く存在している。NTTのフレッツ光だった人はソフトバンク光、So-netのNURO光やau光にする等工夫すれば問題ない。
光回線の回線事業者でもっともお得なキャッシュバックを受けれるのは下記の正規販売店サイトである。
下記では
1.フレッツ光の正規販売店サイト
2.ドコモ光の正規販売店サイト
3.auひかりの正規販売店サイト
4.ソフトバンク光の正規販売店サイト
5.NURO光の正規販売店サイト
の順に紹介していこうと思う。
1.フレッツ光の正規販売店サイト
回線事業者最大手のフレッツ光(NTT)は安定的な速度とサービスが提供され、日本全国広い範囲で利用できる。
マンションタイプ、ファミリータイプ(戸建住宅)でそれぞれ3プランあり、料金も異なる。自宅でインターネットをあまり利用しない人には2段階定額プランがあり月額2000円+工事費~。使い放題のフレッツ光ネクストなら月額2400円+工事費~になる。
ただし、フレッツ光の場合、プロバイダの申し込みが別途必要になる。フレッツ光の月額料金にくわえて、1000円程度の料金がかかる。
フレッツ光の正規販売店サイトで新規申し込みをすると、最大7万円のキャッシュバックを受けれる。
「フレッツ(SOHO)+指定プロバイダ+NTTオプション+指定サービス」の申し込みで7万円のキャッシュバックを受けれる。SOHOは自宅で事業をしている人になる。副業で多少の収入がある人でも適用を受けれる。NTTオプション+指定サービスはすぐに解約できる。これらの料金を支払っても、キャッシュバック7万円は大きいだろう。
フレッツ光で契約を考えているなら、キャンペーン期間中に申し込みだけでもしておくべきだ。
>>> 【公式から申し込むよりも断然お得!】フレッツ光の正規販売店サイト
ドコモ光からフレッツ光など、光コラボによる乗り換えでは工事なども必要なく、手続き上も簡単である。住所が変わる引越しをしなくとも、乗り換えは積極的に検討してみるべきだ。
2.ドコモ光の正規販売店サイト
ドコモ光はマンションタイプがプロバイダ料金込で月額4000円~になっている。ドコモのスマートフォンとセット利用にすれば、スマートフォンの利用料金が100円~3500円も割引となる。
また、正規販売店からの申し込みで1.5万円の現金キャッシュバックとdポイントをもらえる。1.5万円のキャッシュバックは条件なしでもらえ、ひかりTV やDAZNを一緒に申し込めば2万円までキャッシュバック額を増やせる。光コラボによる転用で解除料と契約手数料を支払っても、現金とdポイントのキャッシュバック分の方が大きくなるだろう。
また、クレジットカードの「dカードGOLD」でドコモの携帯およびドコモ光の料金を支払うと、請求額10%の還元を受けられる。しかも、dカードGOLDはこのサイトからの申込で2.25万円分のキャッシュバックを受けれる。
dカードGOLDの申し込みでキャッシュバックが受けれるサイト。こちらのサイトで無料登録後「dカード」で検索してみよう。ドコモ光への乗り換えを検討してるなら、dカードGOLDも一緒に申し込みをすべきだ。
ドコモ携帯利用者が光コラボによる乗り換えをするならドコモ光が最優先になる。光コラボによる乗り換えなら工事も必要なく、手続きは簡単である。
下記ネット代理店を通してドコモ光に乗り換えれば負担する費用よりもキャッシュバック金額の方が多くできるだろう。
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3.auひかりの正規販売店サイト
auひかりのマンションタイプは月額プロバイダ料金込でマンションタイプが4300円~、戸建住宅タイプが5600円~になっている。
auのスマートフォンとauひかりをセットで利用すれば、スマートフォンの利用料金が月額500円以上も割引となる。
更に、正規販売店サイトからの申し込みで戸建タイプが2.5万円、マンションタイプが最大1.5万円のキャッシュバックを受けれる。他にも、乗り換えに伴う解約金や工事費用が無料になったり、正規販売店サイトからの申し込みで合計12万円以上の還元を受けれる。
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auひかりは他社からの引越しでも工事が必要など少々の手間はある。しかし、この代理店を使ってauひかりに乗り換えれば、インターネットの乗り換えで費用がかかるどころか、キャッシュバック額の方が多くなるだろう。
au携帯ユーザーなら、auひかりへの乗り換えを優先的に考えるべきだ。
4.ソフトバンク光の正規販売店サイト
ソフトバンク光はマンションタイプで月額3800円、戸建住宅で月額5200円になっている。もちろん、プロバイダ料込の料金になる。月額料金は光回線事業者の中でも安い方である。
さらに正規販売店サイトを通して申し込みをすると、月額料金を1年間3000円割引してもらえる。つまり、マンションタイプなら月額800円にまでインターネットの料金を下げれる。3.6万円分の負担がなくなるのだ。
また、ソフトバンク光とソフトバンクのスマホをセットで契約すると月額500円もしくは1000円の割引を受けれる。ソフトバンク携帯ユーザーなら、ソフトバンク光への乗り換えを優先的に考えるべきだ。
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ソフトバンク光は光コラボによる乗り換えが利用できる。たとえば、フレッツ光やドコモ光などからの乗り換えでは工事も不要であり、光回線終端装置(ONU)の返却および変更も必要ない。ONUはそのまま利用できるため、手続き上も簡単である。
住所が変わる引越しをしなくとも、ソフトバンク光への乗り換えは積極的に検討してみるべきだ。
5.NURO光の正規販売店サイト
NURO光はSo-netによる新しい光回線事業者である。月額料金はマンションタイプ、戸建住宅ともに4743円になっている。もちろん、プロバイダ料込の料金になる。戸建住宅の月額料金は光回線事業者の中でも安い方である。
基本工事費が4万円で30ヶ月分割払いになるものの、特典により実質無料にもできる。他にも、契約事務手数料3000円が初月に請求される。料金について詳しくは下記ページを参考に。

また、NURO光とソフトバンクスマートフォンの対象プラン加入で1台あたり毎月最大1000円の割引を受けれる。
戸建住宅なら料金的にも安く、ソフトバンクユーザーはセットによる割引もある
正規販売店サイトからの申し込みなら2.3万円から5.8万円までのキャッシュバックも受けれる。最大5.8万円のキャッシュバックを受けるにはNURO光でんわと指定のサービス(オプション)への加入が必須になるものの、すぐに解約もできる。
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キャッシュバックキャンペーンだけでなく、月額料金やNURO光の速度に魅力を感じている人にもおすすめである。
ただし、NURO光は屋内、屋外と工事が2度必要になる。導入までに少々の手間が生じる点は覚悟すべきだ。
【まとめ】正規販売店サイトからインターネットの申し込みをする際の注意点
上でも述べた通り、インターネットの申し込みをする際には
①解約の際にかかる費用(場合によっては高額)
②新規契約の際にかかる費用(初期費用は少額)
③新規契約の際に受けれるキャッシュバック額(代理店を工夫すれば高額)
④2年以内に解約する場合、引越し前に契約していた回線事業者やプロバイダとは「別の」サービスへ申し込む(同じ回線事業者やプロバイダではキャッシュバックを受けれない可能性もあるため)
⑤初期工事費用(土日指定だと数千円の追加料金が発生するため。平日は無料)
の5点については把握しておくべきだ。
負担するコストとキャッシュバックをきちんと把握すれば、引越しにより支出よりも収入を多くすることは難しくない。
正規販売店サイトからの申込みなら、公式ホームページよりもお得にキャッシュバックを受けれる。ただ、販売店サイトからの申し込みをする際には、販売店により違ってくるが
①2年以上の縛りが発生する(ネットの正規販売店でなくとも、通常このしばりは発生する)。2年以上経っても、「更新月以外」に解約すると違約金が発生する
②キャッシュバック額を増やすにはいくつかの有料オプションへ加入しなければならない(すぐに解約が可能)
③キャッシュバックを受けれる(現金振込時期)のは開通から3ヶ月以上先になることが多い
の3点に注意すべきだ。
契約時に電話でもこういった部分は強調して説明してくれる。しかし、個々人でもきちんと確認しておくべきである。
また、現在契約している回線でも、解約の意思を伝えると「1年間毎月1000円割引する」などの提案を受けることがある。毎月1000円なら1年で1.2万円になる。これとキャッシュバック額を比較した上で、キャッシュバック額が大きいなら誘惑に惑わされずに解約の意思を伝えるべきだ。
くわえて、新居の住所がわかっている人は申し込みだけ先にしておいた方が良い。出来れば引越しをする1ヶ月以上前に申し込みだけ行っておこう。引越し後に申し込みをするとネット開通までにしばらく時間がかかり、家にネットが開通していない期間が生じてしまう。
申し込みだけ早めに行えば、開通工事日を引っ越し当日にもできる。開通工事が引越し当日であれば、ネットが使えない空白の期間を作らなくても済むはずだ。
費用面よりも、引越しで必要になるインターネットの「手続き」について、より詳細を知りたい人は下記記事を参考に。

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