フレッツ光からNURO光への乗り換えは工事が2回、いずれも立会が必要になる。こうした工事だったり、引越し時の乗り換えについては事前に把握しておいた方がスムーズに進められるだろう。
NURO光は回線速度の速さが魅力的である。下り最大速度2Gbpsは他の家庭用固定回線では出せない速度になっている。また、Wi-Fiルーター(ルーター機能を搭載したONU)も追加料金無しで付けてくれるため、スマホなども家庭内でこのパケットを消費せずに利用できる。
月額料金は他社と比べても高くない。
NURO光の速度と月額料金(nuro.jpより)
また、ソフトバンク携帯とセットにすることによる割引もあるし、乗り換えにより高額キャッシュバックも受けれる。オプションのNURO光でんわも料金面で魅力である。
下記では
▶ フレッツ光(NTT)からNURO(ニューロ)光への乗り換え手続きと工事
▶ NURO(ニューロ)光への乗り換えでおすすめの正規販売店サイト
▶ ひかり電話からNURO光でんわへの変更における注意点
から
▶ 住居を引っ越す場合どうすべきか?
まで詳しく紹介していきたいと思う。
手っ取り早く申し込みを進めたいという人は最大還元が可能な正規代理店からの申し込みがおすすめである。
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フレッツ光からNURO光への乗り換えで行われる手続きと工事
NURO光はNTTとは違った光回線「ダーククファイバー」を使っており、フレッツ光からの乗り換えは必ず工事が必要となる。
フレッツ光からNURO光への乗り換え手順としては
1.NURO光に申し込む
2.NTT東もしくはNTT西へと連絡して「解約」
3.プロバイダの「解約」
4.フレッツ光の機器返却
この4ステップになる。住所の変わる引っ越しでも、住所はそのままで光回線を乗り換える場合でも、同様の流れとなる。NURO光は回線事業者とプロバイダが一緒になっているため、フレッツ光のようにプロバイダへの申し込みは不要である。
NURO光に申し込む際には、利用可能エリアかどうかの確認も行われる。北海道、関東、関西、中部、九州の一部エリアでのみNURO光が利用できる(2020年11月現在)。
NURO光への乗り換えでは、ソフトバンク光やauひかりへの乗り換えとは異なり、フレッツ光で利用していた機器の返却を必要とする。返却方法はフレッツ光へ解約の連絡した際指示される。着払いで指定した住所に送る形が多いかと思う。
NURO光はフレッツ光の回線を使用せず「ダーククファイバー」と呼ばれる光回線を使用している。ダークファイバーはNTTの敷設した光回線のうちNTTに利用されていない回線を指す。このダークファイバーのおかげでインターネットの速度が上がる。
また、ルーター機能搭載のONUを無料で貸してもらえる。
このONUのおかげで、家庭内の複数のデバイスでNURO光を利用しても速度が落ちない。一戸建てなど複数人が同じ家に住んでおり、それぞれがインターネットを同時利用している家庭でNURO光が好まれる理由にこの点があげられる。
ただ、ダークファイバーを通すための工事は面倒になる。
NURO光の光回線工事
NURO光の開通工事は「宅内工事」と「屋外工事」を別の日に2回に分けて行われる。一戸建てタイプでもマンションタイプでも、NURO光と契約したことがないなら2回の工事が必須になる。ともに立会が必要となる(家にいる必要がある)。
申し込みから利用開始までは現在、コロナウイルスの影響もあってか最低でも2ヶ月はかかる。したがって、申し込みから2ヶ月以上はNURO光の利用もできない。
ただ、この工事が始まるまではポケットWiFiを2ヶ月間無料で利用できる。62日目以降も1ヶ月1000円弱で利用できる。
NURO光の申し込み者限定のWi-Fiレンタルサービス(nuro.jp)
申込みをする際に、宅内工事日の予約を行う。宅内工事が行われた後、10日程度で屋外工事が行われる。宅内・屋外工事の同日対応にすると有償工事費として5000円の追加料金が必要になる(nuro.jpより)。2回の工事が終わった後、インターネットの利用が可能となる。
また、NURO光の宅内工事の際、外壁にビス留めを行う。3つの穴を外壁に開ける事になるため念の為に大家さんか管理会社へ穴を開ける事の許可を貰わなければならない。穴の大きさは約4mmであり、解約後の撤去工事時には穴埋めが行われる。穴を開けると言うと、心配する大家さんもいる。しかし、通常のマンション、アパートには傷や小さな穴はすでに無数に付いている。きちんと伝えれば問題無く許可してくれるだろう。
NURO光への乗り換え正規販売店サイト
NURO光はSo-netによる新しい光回線事業者である。月額料金はマンションタイプ、戸建住宅ともに4743円になっている。もちろん、プロバイダ料込の料金になる。戸建住宅の月額料金は光回線事業者の中でも安い方である。
基本工事費が4万円で30ヶ月分割払いになるものの、特典により実質無料にもできる。他にも、契約事務手数料3000円が初月に請求される。料金について詳しくは下記ページを参考に。

また、NURO光とソフトバンクスマートフォンの対象プラン加入で1台あたり毎月最大1000円の割引を受けれる。
戸建住宅なら料金的にも安く、ソフトバンクユーザーはセットによる割引もある
さらには正規販売店サイトからの申し込みなら4.5万円までのキャッシュバックも受けれる。
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ただし、4.5万円の最大キャッシュバックを受けるには光マッハ新規お申し込み+指定オプション+即日の申し込みが必要になる。
キャッシュバックキャンペーンだけでなく、月額料金やNURO光の速度に魅力を感じている人にもおすすめである。
ひかり電話からNURO光でんわへの変更における注意点
ひかり電話とはフレッツ光の固定電話サービスである。
NURO光でんわは月額基本料・通話料がおトクなIP電話サービスである。NURO光の申し込みの際、「オプション選択」にて「NURO光でんわ」を選択すれば良い。NTT一般加入電話番号をお持っている場合は電話番号、電話機をそのまま利用できる。
NTTの加入電話(アナログ 回線)、いわゆる固定電話を利用すると、通常は月1700円(税抜)の基本料金がかかる。しかし、光回線と一緒に申し込みが出来るNURO光でんわを利用すれば、この基本料金を関東なら3分の1以下の500円、東海、関西なら300円に抑えられる。
NURO光でんわの基本月額料金(光電話の料金・オプション | NURO 光 でんわより)
ソフトバンクグループとのIPフォン間では通話料が無料になる。
国内通話は3分7.99円、携帯への通話も1分20円程度となっている。もちろん、国際電話の通話料として、アメリカでは日本と同じ3分7.99円だ。
加えて、ソフトバンクのデータ定額サービスを使っている人は毎月500円もしくは1000円の割引が適用される。
ひかり電話からNURO光でんわサービスへ切り替える際の注意点
現在利用中の他社電話サービスについては、NURO光でんわサービスに切り替わると同時に自動解約される。
フレッツ光を解約すると、NTT東日本/NTT西日本より案内レターが届く。しかし、電話番号をそのまま維持したい人はここから解約手続きを行ってはならない。自動解約以外で解約してしまうと、切り替えができず、MNP(ナンバーポータビリティ)制度を用いた番号が同じままでのNURO光でんわサービスへの移行ができなくなってしまうからだ。つまり、電話番号が変わってしまう。
NURO光に申し込むことから初めて、その手順で進めて行けばフレッツ光も解約される。NURO光契約後にもフレッツ光の料金が請求されているなら、別途問い合わせをすれば良い。
電話番号が必ず変わるケース
市外へ引っ越すと、市外局番が変わるので、当然電話番号も変わる。
また、ひかり電話を利用している人が一度インターネットを解約すると、「同一市内で引っ越す場合」も電話番号が変わってしまう。NTT加入電話契約時に発番された番号でのみ、NURO光でんわサービスへのMNP制度を利用した移行が可能となっている。
フレッツ光のひかり電話を契約した際に新しく番号を取得した場合などはMNP制度を利用できない。この場合もインターネットを解約すると、番号が変わってしまう。同一市内で引っ越す場合で、電話番号を変えたくないなら、フレッツ光からNURO光への乗り換えを含み、インターネットは解約しない方が良いだろう。
NURO光でんわを利用できるようになるまでの流れについては下記ページを参考に。

NURO光のインターネットが開通してからも、しばらく時間がかかると見ておいた方が良いだろう。
光回線の乗り換えまとめと住居を引っ越す場合どうすべきか?
光回線は
・長い間同じ回線事業者、プロバイダを使っている
・住所が変わる引っ越しをする
場合、基本的に現在使ってる回線事業者は解約し、新しい回線事業者へ乗り換えた方が良い。
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フレッツ光に限らず同じ回線事業者、プロバイダを長い間使っている場合は違約金が無い、もしくは少ないので、キャッシュバック額の方が大きくなる。要は、光回線を乗り換えるだけで現金が貰えるのだ。
詳しくは下記記事を参考に。

住所が変わる引っ越しの場合は新居での工事が必要になる。契約を継続させれば、工事費用もかかってしまう。したがって、住所が変わる引っ越しの場合も一度インターネットは解約した方が良いだろう。新規契約なら工事費用は初期に負担する必要も無くなるし、キャンペーンという形でキャッシュバックを受けれる。
住所が変わる引っ越しをする人で、費用の点が気になる人は下記記事も必読である。

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